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【漢字の成り立ち】この字、なんの字、気になる字。探究の本質とは!?

執筆者の写真: モリソンモリソン

更新日:2024年8月28日






多くの漢字が、簡単な漢字の合体でできています。(音からできているのもあります)





と、いうことは逆に、漢字は分解もできるはず!!





"光"という漢字は何と何の合体なんでしょうか?



下半分は、"ひとあし"と言いまして、"人"を表します。




では、上半分は??



あれ?



よく見たら、、、



あの漢字に似てません!?





"火"!?




そうです。昔はこんな形でした。







顔燃えてるやん、、、




白川博士によると、もともとは火をあつかう聖職者をあらわし、後に光を放つので今の色に広がったとのことです。




火は西洋においても、神聖なものだったようで、ギリシャ神話の火の神プロメテウスの名前の由来も、"Promē"(促進する、昇進させる)+"theus / theos"(神)と解釈すると、人類に神の火を与えた事で「神に昇進させた者」との説も有るようです。



当然、電気なんかなかったので、





光=火だったようで、





そのことをよく表すのが、こちらの漢字。




扌てへん(手)+ (穴+又(て)+火) で、"探"




火は、松明(たいまつ)を表しているようです。







なので、暗い穴の中を、火を持って探検しているようなイメージでしょうか。





究という字は、狭い穴の中を、ドラゴン=九が身をかがめて探し回るという意味だそうです。




つまり、"探究"と並べてみると、もともとの意味は、




みんなが気が付かない、



入っていかない暗い部分に松明(たいまつ)を持って、



勇気を出して光を当て、範囲をさらに絞り、



ドラゴンほどの力を持った人が、狭い穴に身を屈めて入っていくような、



そんなイメージでしょうか。



ドラクエやん。




漢字から、古代の光景を想像したりするのって面白いですよね。



松岡正剛著『白川静』で、



文字が世界を覚えている



と銘打っておりました。



私達は、世界を記録する道具として、文字を扱っていますが、




実は、その文字ひとつひとつは、古代の価値観や情景をそのままのこしている、




タイムカプセルみたいなものかもしれません。




そして、そんな古代の情景や意味をゲームに落とし込んだのが、



"カンジモンスターズ"




漢字で遊びながら、漢字のおもしろさを体感することができます。



今回紹介しました、"光" は、

カンジモンスターズ拡張パック、ファイヤーレッドに。(火+人で発動します)








今回紹介しました、"究" は、カンジモンスターズ拡張パック、

サンダーイエローに。(穴+九で発動します)













Amazonでも高評価!!



商品はこちらから入手しましょう!







〜森本佑紀 通称:モリソン〜 タンキュー株式会社 代表取締役 「学びをエンタメにする」という思いのもと、小学生向け教育コンテンツを開発。「世界っておもしろい。」を伝えるアナログのゲームの制作・販売事業と、小学生向け通信教育サービスを提供。2021年には、Amazonと楽天で「知育・学習玩具カテゴリー」で第1位を見事獲得。制作したゲーム作品は、マンガ誌『コロコロコミック』 『てれびくん』(共に小学館) にて漫画化された。


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