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執筆者の写真モリソン

【漢字の成り立ち】民は目がつぶされた奴隷である!



2024年7月7日、本日は東京都知事選投票日。





有権者としては、為政者に対して最大の権利を行使できる日ですが、





為政者は、端的に言えば、民はバカで居てくれた方が良い!





漢字のルーツをたどっていくと、そんな本心をうかがい知ることが出来ます。




文字が世界をおぼえている 松岡正剛『白川静』



漢字は、世界にも珍しい、かたちに意味が残っている現役の表意文字。





そんな漢字には、その当時の世界観が残されています。





いわば、すぐそこにある、古代からのタイムカプセルと言っても良いものなのです。





さて、そんな漢字から、今回は、古代の「人」「人民」に対する考え方を探ってみましょう。






人は支え合っていない




某先生が、人は"人と人"が支え合っている。ということを話していますが、




古代の文字を作ったのは、あくまで為政者。





だから、もともとの象形文字は、横を向いた奴隷のような形をしています。




ちなみに、人を二人ならべると?







比べる。人を2人ならべると、無意識に、どちらが背が高いとか、体格が良いとか、比べてしまうもの。





ちなみに、私達は無意識のうちに、比較をしてしまうということが、錯視などで有名なゲシュタルト心理学により、解き明かされています。







右と左のオレンジの丸は、大きさが同じです。





ですが、ばっとみ、右の方が大きく見えますよね。





人間は周囲との比較で物事を判断してしまう性質があるので、





周囲が小さい方が、大きく見えるのです。






さて、そんな物事の本質を端的にとらえている漢字ですが、







"民" という漢字には、恐るべき由来がありました。










この字の上方部は、"目"をあらわし、それを潰すための道具を持つ手の形が由来。(落合淳思 『漢字字形史字典』)






漢字が多く生み出された殷の時代には、奴隷の逃亡のために、目を潰すことがありました。




つまり、民は





① 奴隷であり、




② 逃げられないように目を潰す




という意味が備わっているわけです。




一方で、西洋の"People"は、ラテン語の populusからきています。





これは、「貴族」に対する「平民」であり、





personの複数形。




personの語源は、persona(仮面)であり、




これもともとは演劇用語で、それぞれに合わせた役割を指すようになり、





"人格"という意味を持つようになった。





と、いうことで、特徴や個性がpeopleの語源には含まれていそうです。





私達は、古代中国と違い、民主主義の世に生きています。





個性や人格を有する人間として、目を潰されることなく、物事を判断できる自由が与えられていますし、いざとなったら逃げることもできます。






東京都の人たちが、どんな判断をするのか、楽しみですね!




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〜森本佑紀 通称:モリソン〜 タンキュー株式会社 代表取締役 「学びをエンタメにする」という思いのもと、小学生向け教育コンテンツを開発。「世界っておもしろい。」を伝えるアナログのゲームの制作・販売事業と、小学生向け通信教育サービスを提供。2021年には、Amazonと楽天で「知育・学習玩具カテゴリー」で第1位を見事獲得。制作したゲーム作品は、マンガ誌『コロコロコミック』 『てれびくん』(共に小学館) にて漫画化された。









































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