□ カードゲームで一番楽しいのは、デッキ(チーム)ビルドである!!
それを遊び尽くすためにも、
子どもたちには、
「自分でデッキ(チーム)を作ってほしい!!」
と思っております。
「あれとこれを組み合わせたら、、、」
そんなことを想像することで、
先を見通したり、戦略を練ったりするのが好きになるのではないでしょうか。
□ なぜ自分でデッキを作れないのか!?
カンジモンスターズは、
・モンスターカード 3枚
・マナカード 20枚
を自由に選んで戦うことができます。
はじめのうちは、おすすめシートに載せている組み合わせで戦いますが、
慣れてきたら、自分でデッキを作ってほしいと思い、
以前の説明書には、このように記載しておりました。
しかし、、、
よくイベント時には、
マナの選び方がわからない。
との意見があがっておりました。
大人はこれでわかると思うのですが、
現場で子どもは理解できていません。
そこで、伝え方を改善することにしました。
ポイントは、子どもはより具体的なことに反応するということ
20枚あつめて!
という指示の間に、
① 欲しいマナの枚数を決める
② 残り枚数を計算する
③ つぎの色のマナの枚数を決める
など、様々な抽象的な思考を必要とする工程が潜んでいるのです。
こういった場合は、
"具体的な行動に落とす”
というのが、子ども向けUI(ユーザーインターフェース・体験設計)には、重要でございます。
というわけで、以下の3つの具体的なアクションを提示してみました。
① あつめる
② おいていく
③ 20かぞえる
というたった3ステップで完成です!
あとは少しアレンジしたり、
20枚あるか確認しましょう!
これならカンタンにできるのではないでしょうか。
実際に現場で試してみたところ、
今までよりはるかに自分でチームを作る子が増えました!
学校や学童などで利用いただいている方は、
PDFファイルを印刷してご利用ください!
カードリストを眺めながら考えると、さらに思考が深まるかもしれません!
こちらもどうぞ!
さらに、自分で作ったチームを、記録するという名目で、漢字練習ができるシートも!!
印刷してご利用ください!
〜森本佑紀 通称:モリソン〜 タンキュー株式会社 代表取締役 「学びをエンタメにする」という思いのもと、小学生向け教育コンテンツを開発。「世界っておもしろい。」を伝えるアナログのゲームの制作・販売事業と、小学生向け通信教育サービスを提供。2021年には、Amazonと楽天で「知育・学習玩具カテゴリー」で第1位を見事獲得。制作したゲーム作品は、マンガ誌『コロコロコミック』 『てれびくん』(共に小学館) にて漫画化された。
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